@ドラえもん考察

てんとう虫コミックス⑬―④「お金のいらない世界」
粗筋は簡単に言うと、あまりの金無しに困り果てたのび犬が「もしもボックス」を使って、「お金のいらない*1」世界を実現するという話。しかし、物品を購入するたびに店から金を受け取らねばならないという「金持ち=貧乏人」という「お金のいらない*2」世界だった。

3頁目第6コマの絵がこの話の集大成とも言うべき最高傑作なコマ。「お金がたまりすぎてどうしようかとおもってるのに!」とのび犬のママが「押入れがはち切れんばかりに溜まった札束の山」をのび犬に見せながら言っている。
4頁目第6コマに「一円でもいいからもっていって。」とのび犬に言っている「あわれこじき」の図があるが、この人の持ってる金の量は野比家のそれより遥かに少ないぞ?このおっさんはフェイクですか???
5頁目第4コマでのび犬が金を埋めようと地面を掘ると、金が大量に入ったバッグを見て、「お金!」と非常に困惑した顔をしている。俺がそっちの世界に行って、そういう場面に遭遇したら、勘違いして大喜びするところだろうが、この少年の適応力は凄い!
5頁目第8コマ…そっちの世界で「金を捨てる」という行為はこっちの世界で言う「金を勝手に作る」という行為とほぼ同義であると考えられるのに、なぜか罰金刑。しかも相手は小学生なのに、なぜか刑が執行されてる。裁判とかも無しか。それとも現行犯だからいいのか???まあきっとこれは国債を押し付けているんだろうなw
あ、考察書いてる時間が無くなった!

*1:のび犬的には貨幣の概念が無い世界という意味だったんだろうか???

*2:お金が邪魔である