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英智選手が夏休みの宿題やっておけよ的なことを言っていたんで、わたくしも年甲斐もなく夏休みの宿題なるものを思い出してしまいました。大学生になって、宿題もなく、前期の講義の内容など興味のある講義のこと以外きれいさっぱり忘れました。もう勉強に明け暮れた常微分方程式の解放など完全に忘れました。脳の老化を感じます。

小学校時代 「自由課題」の戦い 「夏の友」なる小学生にとって不倶戴天の敵となるテキストと6度に渡って戦った。しかし、「夏の友」軍団に対し、我が軍は圧倒的戦闘力を誇り、また「夏の友」軍団の兵力(ページ数)も大したことは無かったため、開戦直後の士気☆×8の我が軍の勢いが戦闘を開戦後1〜2日で終結させた。しかし、自由工作・自由研究は6年間に渡って、我らを苦しめた。元来、手先が不器用な我らは1〜5年まで「ちょきんばこ」で通し、6年目は地球温暖化に関するデータ(全国の気温を記した新聞の切抜きや直筆でノートに写す)と考察を提出する予定だったが、思いのほかページ数が伸びず、今考えても明らかな手抜きに見えた。
一言日記みたいな夏休み毎日コメントを記す日記があり、我らは毎日近所の公園で野球まがいの遊びを繰り返していたためお盆以外の時期は「野球をした」「野球をやって遊んだ」というコメントのオンパレードであった。雨の降った日は「家でゲームをした」的なことを書いていた。今考えると、毎日コンスタントにつけていたと馬鹿に感心した。しかし小6になっても↑のようなことしか書いていないわたくしの文章力はいかがなものか?いや、書くスペースが狭すぎだよな。
ちなみにラジオ体操は真面目に6年間行ったぞ。
平日のローテ 0600 起床→0630 ラジオ体操→0700 朝食→0800 再放送のアニメを観る→1130 昼食→フリータイム→1730 夕食→1800 公園で日没まで遊ぶ →1930 帰宅 風呂→2000 テレビ→2200 寝る
このころの得意な科目は算数>国語=社会>理科だったなぁ。

中学校時代 ページ数の戦い
中学時代はページ数をクリアするという簡単なモノだった。1日2頁ペースだったので、小学生時代より簡単。ページ数を稼げる数学のみをひたすら勉強。普段はスラッシュを用い1行で示す分数表記もいちいち2行使って示し、式変形も馬鹿丁寧に。式もいちいち改行。行間もしっかり1行あける。もちろん使うノートは行間が広く、ページの行数が少ない「7㎜のピンク色」の方だ。1時間くらい大真面目にやれば、15頁は進む。こんな手法で1週間足らずでノルマ達成。あとは適当に主要科目を流す。地理はよくやった。
中三になると、ページ数はどーでもよくなったみたいです。まあ1日5頁が目安だったみたい。受験が初めてだったのもあったから、なんか知らんけどよく勉強したね。まぁ今考えれば、数学と英語と理科だけやってた気はする。
数学・証明が意味不明 英語・苦手意識は無いが点が低い 理科・生物分野での明らかな知識不足。が理由。
学校推奨の参考書をひたすら解いた。英語が不得意だったというわけでもないが、be動詞の単元で時制の関係を無視してたり、複数形を忘れてて単数形にしてしまったり、今考えるととんでもなく馬鹿だったね、今もだけど。勿論、当時のわたくしも添削してて文字通り「or2」ってなってた。あと漢検の勉強もしたね。準2級受かるためによく頑張ってましたよ、うん。四字熟語穴埋め問題である種の法則とか見つけたとき、自分が強くなったって思えたね。今は勉強しててもそんな気持ち沸いてこないもん。
あのころ数学をよくやっていた筈だが、得意な科目は国語>社会>理科>数学>英語だったなぁ。今でも数学は嫌いだ。

高校時代 己との戦い
この頃になると、ゆとりの影響が顕著になってきたのか、学校で補習とかたわけた制度が導入され、実質的な休暇は3週間ぐらいになる。また、学校が微妙に高い参考書を買わせてそれを夏休みの宿題とし且つ休み明けテストに出題というコンボの所為で、けっこう真面目にやった。でもこれがまた「けっこう真面目」に毎日やらないと終わらないくらいの量でね、特に英語が。英語の教師がまた凄い人でねぇ、わたくしは彼のことを「ジャイアン」とあだ名していたよ。そんぐらい、怖い人だったんだろうなぁ…。英語はかなり真面目にやったね。あの「ジャイアン」氏がいなかったら、今のわたくしの英語スキルは多分無かったです。この頃になると、「初日のハイテンションを如何に維持できるか」が勝負の分かれ目となった。補習など耳も傾けず、ひたすら参考書と格闘。ひとつの科目を集中的に取り組み、一気に攻略する戦法で補習期間中に課題の半分を終わらせたりもしたな。この頃になると理系なのに数学*1とかわけわかんねえの。特に三次元の曲線とか直線で囲まれた体積とか証明とか無理。まあこの頃(2年夏)三次元の世界辞めて、二次元の世界に入っていったんだから皮肉としか言えん。
3年になると、模試模試の連戦とかあったな。マークの模試ではA判定が楽々出る大学でも筆記の模試では屈辱のEパレード。本気で筆記の模試できませんでした。本当にできませんでした。だから夏休みはひたすら大学入試センター試験対策でしたね。7割以上取って、下の方の国公立にヘッドスライディングで逃げ切る戦術を確立したね。↑の手法で補習期間中に課題を8割終わらせ、国語・数学ⅠA・英語を中心にやった。また高1・2時代得意だった化学が3年になって急激に失速し、同時に化学を勉強する気が無くなっていたので、課題以外に特に勉強はせず。
センターの得点率順では 現代社会>物理>英語>数学ⅠA>国語>化学>数学ⅡBだったよ、過去ログに書いてあった。よくこんなので工学部に入れたものだ。2年間授業が無かった現代社会が得点率で首位だったのは複雑な気分だったね。

*1:ⅡとB以降、ⅠとAは問題なくできた。