喋らない若手社員 自分に直結しない話は上司でも聞き流す

 こんな意識だからこそ、世代間ギャップは埋まらない。都内の中堅食品会社の30代社員はこう憤る。
「厄介な仕事がようやく一段落して、同じグループのメンバーたちと、オフィスで他愛もない雑談をしていたんです。“今度お疲れ会やろうか〜”なんてね。近くには新人もいました。
 普通なら“僕が店を予約しましょうか?”とか“僕、焼肉食いたいッス”なんて話してもおかしくないシチュエーションなのに、一向に話に入ってこない。ちょっと腹が立って、“お前、何聞こえないフリしてんの?”と注意したら、“なんでそんな言い方されなきゃいけないんですか!”と、にらみ返されました」

随分と肝の小さい30代社員だな。
聞こえないフリって、この30代社員の被害妄想だろ。
後輩が30代社員の理想像みたいに、実際に「僕、焼肉食いたいッス」なんて割って入ってきたら入ってきたで「別にお前は呼んでないんだよ」って思うものだ。要は30代社員はこの新入りが嫌いなんだろう。
あとね、職場にも年上の人当然いるから、彼らの雑談も耳に入ってくるんだけど、話の内容がパチンコかパチスロか、家族の愚痴若しくは仕事の愚痴、または風俗の話。正直、自分にとって一銭の価値もないんですよね。おめえがパチスロで買ったからって、なんて反応してほしんだと。うらやましい、奢ってくださいとか謙れば満足かい?奢ってくれないくせにね。そんな人に合う話題をこちらは持ち合わせていません。なので、雑談に参加することもありません。