それはちが…

ある県の教育委員会佐世保の事件を受けて、学校でカッターナイフを必要な分用意して児童に持ってこさせないようにするというようなことをやるようですが、それはどこかピントがずれているような気がします。今回の事件で加害者は自分の意志でカッターナイフを持ってきたわけだし、学年・学校単位で一斉に使う場合はかなりの数のカッターナイフが必要になるわけでそのお金を地方財政のどこから捻出できるのでしょう。以前、マスコミで遊具関連の事故を大々的に取り上げた影響で、あちこちの公園で遊具を撤去するということがありましたが、昔からああいう遊具関連の事故はよくあったことで、遊具のない公園で何して遊ぶのだろう(ボール遊び・ペット持ち込みが禁じられている公園が多い)と思ったし、マスコミに大きく取り上げられて左右されるのは現代社会の病気かもしれないと思ふ。